「父の日」。

昨日は「父の日」。

皆さんそれぞれ、お父さんへの感謝の気持ちを込めて、思い思いに家族で過ごされたことと思います。

この「父の日」の起源は、1909年にアメリカワシントン州の女性が、自分を始めとする6人の子供たちを男手ひとつで育ててくれた父を讃え、教会の牧師にお願いして父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことがきっかけと言われています。
当時すでに「母の日」が始まっていたため、彼女は父の日もあるべきだと考え、「母の日」のように父に感謝する日を、と牧師協会へ嘆願して始まったんだそうです。

お父さんに対する優しい娘さんの気持ちが、後に世界中に「お父さんに感謝する日」として広がって行ったんですね。

…ん?やっぱり…
調べてみると、「母の日」が先にできてたんだ…とひがんでしまうのは、私も世の父親のはしくれだからでしょうか(笑)

考えてみれば、『原点』はやはり「母」なんだなぁとつくづく感じさせられます。

当たり前のことですが、「父」もその「母」から生まれて来たことに間違いありません。

「必要は発明の母」
「失敗は成功の母」…
であって、「父」ではありません。

出身国は「母国」だし、卒業校は「母校」であって、「父国」や「父校」とは言いません。

言葉は「母音」と「子音」で形成されていて、そこには「父音」は存在していないんですよねぇ。

そう考えると何となく寂しくなって来てしまいますが、もともと「父」という漢字は、家族のために手に斧やムチを持って獲物を狩りに行く姿を表しています。

家族のために、毎日汗水流して働くお父さんを思うと、何ともいじらしいじゃないですか(笑笑)

「母」のようにお腹の中で奇跡を起こすことはできないかも知れませんが、「母」にはできない奇跡を毎日起こしてくれているんですね!

年に1回の「父の日」…
昨日が5年前に亡くなった、私の父の月命日でした。感謝!

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