“12”の神秘。

本日「12月12日」。

私が会長を務めるISD個性心理学協会では、「ISD個性心理学」を、【人間の個性を“12匹”の動物のイメージに置き換えた究極の人間分類学であり、膨大なデータに基づいた統計学】として、定義付けています。

「12月12日」の今日、この「12」という数字に注目してみたいと思います。

①カレンダー(暦)では、1年は“12ヶ月”。
→その昔、エジプトの暦(シリウス暦)では、月の満ち欠けがおよそ1ヶ月(30日)の周期で、これを“12回”繰り返すと元の季節に戻るということを発見したに由来しています。

②時計(時) では、午前が“12時間”・午後が“12時間”。
→古代エジプトの時計は、日時計であったため、1日を昼と夜の12時間に分けたのが起源考えられています。

③西洋に見られる“12”。
・オリンポスの“12神”(ゼウス、ポセイドン、ヘラ…)。
・キリスト“12使徒 ”(シモン・ペテロ、ヤコブ、ヨハネ…)。
・“12星座”(山羊座、水瓶座、魚座…)。
・1ダース=“12”。

④東洋に見られる“12”
・“十二支”(子、丑、寅…)。
・“”十二天将”(青龍、朱雀、白虎…)。
・“十二縁起 ”(仏教が説く苦しみの元となるもの=無明、行、識…)。
・“十二単”。

また、英語の数字に“12”を区切りとしていた痕跡がはっきりと残っていることに気づきます。

Ten(10) 、Eleven(11) 、Tweleve(12) …
Thirteen(13) Fourteen(14) Fifteen(15) Sixteen(16)…
13以後は全て「・・teen 」。
12以前と以後で明らかに分けています。

“12”という数字を探求していくと、そこには神や仏に関連するものがたくさん出て来ることがわかります。

そして、その発祥は、おそらく古代天文学により、1年を“12”に分けるという暦に始まったものだと推察されます。

当時の占師と呼ばれる人たちは、皆天文学者だったと言われており、“12”という数字には、何か神秘的な神や仏の力を感じていたのではないかと思えてなりません。

数字も、そのルーツを追いかけると、面白い発見がありますね。

それはそうと「12」が『自由に!』と見えるのは私だけでしょうか?がはは…

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