『運の科学』。

昨日(9月22日)発売の『経済界』に、私のインタビュー記事が掲載されました。

『経済界』は、約半世紀の歴史を誇る老舗の経済誌。
経営者の人物像に焦点を当てた独自の編集スタイルで、上場企業をはじめとする多くの企業経営者に読まれているビジネス誌です。

その『経済界』の最新号のテーマが、『運の科学』。サブタイトルは「運をコントロールするテクニック」です。

老舗の経済誌が《運》をテーマに取り上げたことは非常に興味深い反面、さもありなんと思わされます。

経営者は孤独です。最終的に意志決定する時、誰にも相談することができないような場面に直面します。そんな時、ちょっと背中を押してくれるような心の縁(よすが)が欲しいもの…多くの経営者や政治家にはお抱えの占師がいると聞いています。

経営の神様と謳われた松下幸之助氏には、この《運》にまつわるエピソードが満載です。

彼は自分の会社が大成功をしたのは、3つの《運》の良さがあったおかげだったと言っています。

その3つとは…
①自分の家が貧乏だったこと。
だから働くことがとっても楽しかった。もし金持ちの家に生まれていたら、働くことは辛いこと、面倒なことで、苦痛だったかもしれない。でも、貧乏人の子だったおかげで、働くことも金儲けも、楽しくて仕方がなかった。

②自分が病弱だったこと。
だから助けてくれる仲間たちがたくさんでき、社員も一人ひとりが懸命に主体性を発揮して働いてくれた。もし丈夫な身体だったら、きっとガンガン何もかもひとりでやって、小さな店の店主で一生を終えていただろう。

③自分に学歴がなかったこと。
だから奇妙なプライドなど持たずに、人の言葉に素直に耳を傾けることができたし、いろんなことに興味や関心を抱きつづけることができたんだ…と。

普通の人間であれば、どれを取っても《運》がいいとは思えないようなことを、彼は「ラッキー」と捉えたことが伺い知れます。

また彼は新入社員の採用面接の際、「あなたはこれまでの人生、運が良かったと思いますか?」という質問を必ずしたといいます。
それらに対して、「はい、私は運が良かったと思います」と答えた〝人財〟を採用しました。

人間だけでなく、あらゆるモノに《運》という不思議な現象が存在しています。

その《運》を味方につける、引き寄せる、コントロールすることができる人が、成功する経営者だと確信しています。

ISD個性心理学は、そのためのヒントを与えてくれるノウハウであることに間違いありません。

 

P.S.
『経済界』とのご縁を創って下さった陶山(すやま)浩さん(経済界の表紙デザインを担当されており、ISD個性心理学アドバイザーでもあります)と、その陶山さんとのご縁を創って下さった佐々木葉子さん(ISD個性心理学マスターインストラクター)に感謝感謝ですm(_ _)m

コメント

    • 佐々木葉子
    • 2017年 9月 23日

    一面会長様!
    経済界拝見致しました。感動致しました。
    そして、もったいないお言葉、ありがとうございます‍♀️

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