今宵『十五夜』。

昨日は10月だというのに真夏日を記録した地域もあるようで、場所によっては季節はずれのセミの鳴き声も聞かれたようです。

とは言っても、暦の上では中秋。毎年この頃は湿度が下がり、空気が澄んで、年間で最も月が美しく見える頃…旧暦8月15日の月を「十五夜」、「中秋の名月」と言い、今年2017年は今日10月4日が「十五夜」なんですね。

あれ?去年の「十五夜」は確か9月15日だったはず…今年はなんで3週間もずれてるんだろう?

実は「十五夜」の日は毎年変わるんです!

これは、何回かここでもお話している「暦」に関係があります。

現在、私たちが使っている暦は、明治5年(1872年)に採用された「太陽暦(グレゴリオ暦)」。この太陽暦を「新暦」と呼び、それ以前に使用されていた暦を「旧暦」と呼んでいます。

新暦が「太陽の周りを地球が回る周期」を基準にしているのに対して、旧暦は「月の満ち欠け」で1カ月を数えていました。つまり新月をひと月の始まりとして1日(ついたち)と考え、次の新月が来ると次の月の始まりとしたのです。

新月から新月までの日数は平均して29.5日間となるため、旧暦の1年間は354日でした。この日数は太陽暦の1年より約11日短いため、だんだんと季節とずれていってしまいます。そして、1ヶ月分のずれが生じたときに「閏月(うるうづき)」を設けてズレを調整していました。閏月は平均すると19年に7回くらいの割合で入ります。

旧暦に当てはめると、例えば2016年は閏月はなく1年は12カ月ですが、実は今年2017年は閏月が5月に入っていたのです。
つまり、1月、2月、3月、4月、5月、5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月、12月の13カ月となるのです(次回は2020年の4月に閏月が入ります)。

このように新暦と旧暦との間にずれがあるので、十五夜の日は毎年変わることに…
2016年の十五夜は9月15日であるのに対して、閏月が入る2017年は10月4日になります。十五夜の日が特に大きく変わる年があるのは、この閏月によるものだったんですね。

【2016年以降の十五夜】
2016年…9月15日
2017年…10月4日(5月に閏月)
2018年…9月24日
2019年…9月13日
2020年…10月1日(4月に閏月)
2021年…9月21日
2022年…9月10日

今宵の「十五夜」、東京では名月が見られそうです。
MOON=見上げるとホッとしますね…。
たまには縁側に月見台に月見団子などのお供え物を飾って、家族みんなで月を楽しむのもいいですね。
私もビール片手に月見を楽しみたいとます(笑)

 

 

 

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